ラフマニノフ音の絵 作品39-92017年08月27日 17:30

一番好きなピアニストは誰??と聞かれたら、
うーんとしばらく悩むフリをして、
(実はぜんぜん悩まずに)
『ウラディーミル・ホロヴィッツ」
何だホロビッツかよ!
って声が聞こえてきそうですが、
やっぱり私の感覚に一番合うのはホロヴィッツ。

ずいぶん前にお亡くなりになっていて、
もちろんナマの音なんて聞いたことはないのだけれど。

1966年のカーネギーホールのリサイタルのCDの
「オーベルマンの谷」なんて、
どうなってるのこれ!?
ホント神様じゃないかと思ってしまいます。

音大出の知人によると、
音をだいぶ抜いているという話だけれど、
私の耳では全然わからない。
(楽譜見ててもわからない。。。)

心をあっちの世界へ持っていかれてしまいます。

そんな神様のような大先生も時々音を外したようで
1975年のライブのCDなんかを聞くと、
アンコールの ラフマニノフ音の絵39-9 のような
ドッキリの演奏があったりします。

なんでもピアニストの斎藤雅広さんは、
この部分が耳についてしまって、
ご自分の舞台でも同じところで崩壊してしまったことがあるとか。
http://iisirase.exblog.jp/5686538/

有名な曲だから、いろんなところで耳にすることがあるけれど、
私がナマで聞いたことがあるのは、
以前に紹介した、黒岩白雪さんのリサイタル(アンコール)
https://www.youtube.com/watch?v=7xL-I95Q8B8&feature=youtu.be

もちろん黒岩さんは崩壊していませんので念のため。
素晴らしい演奏でした。

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